世界中のトラウニュートリションの研究施設

トラウニュートリションが市場へ提供する栄養ソリューションは、科学的根拠に基づき、徹底的な評価及び継続的テストによってお客様が今日の最も困難な課題に対処できるよう支援します。 

私たちの社内研究施設では、年間約5,000人の見学者を迎え、新しい分子作用機序、成分の特性、動物の代謝など、様々なテーマに関する70以上のグローバルな研究開発を実施しています。研究施設とグローバルな検証農場ネットワークは世界中に広がっており、様々な環境条件下で研究を行う貴重な機会を提供しています。すべての研究は、動物の福祉に関する最高水準の規制に準拠しています。 

以下、最新の主な研究活動 

独自の自動給餌器と給水器により、集団飼育施設内の動物の摂取行動を個別にモニタリングすることが可能 

 特別に指定された施設での代謝、健康関連、生理学、消化性に関する研究 

 当社の製品、プログラム、サービスを地域の市場標準と比較するために十分に管理された商業的検証農場

養豚研究センター(オランダ)

養豚研究センターでは、国際的な科学者と熟練した畜産飼育管理者のチームが、飼料効率の改善、子豚の栄養と健康、母豚のパフォーマンスと健康に焦点を当てた詳細な栄養学的研究を行っています。この施設には、独自の自動給餌及び給水ステーションとモニタリング装置が備わっており、集団で飼育されている場合でも、すべてのカテゴリーの豚の摂餌行動を個別にモニタリングすることが可能です。個別の給水および飼料の摂餌特性も研究されています。さらに、健康管理、生理学的、消化性の研究を行うユニットでは、世界中の農場で起こるほとんどの現場の条件をシミュレーションすることが出来ます。

反芻動物研究センター(オランダ 

反芻動物研究センターの国際的な科学者チームは、革新的な製品やコンセプトの開発、栄養モデルのプロセスを定量化する研究を通じて、乳牛、肉牛、子牛の栄養に関する探究を行っています。摂餌量、乳量、栄養生理学、健康状態について、実験的な農場で研究されています。そのグループの第2農場は、育成期の反芻動物、肉牛、酪農子牛の研究に使用されています。そこでは、給乳、離乳、成長試験が行われ、成長、飼料効率、そして重要なのは動物の成長と健康について探求しています。さらに、試験管内モデル(in vitro)や人工育成モデル(in situ)など、さまざまな実験が可能です。私たちは、経済的・環境的に持続可能な酪農・肉牛生産をさらに発展させるためにあらゆる努力を重ねています。

養鶏研究センター(スペイン)

スペインにある家禽研究センターでは、家禽やウサギの効率的かつ持続可能な飼料利用、生産性、健康と動物福祉に関する専門チームが、広々とした施設で研究を行っています。この大規模なセンターには、ブロイラー、ブロイラー繁殖鶏、産卵鶏、およびウサギが飼育されています。生理学的および消化性に関する研究を行うために設計された特別なユニットでは、さまざまな飼育システムにおける動物の栄養を最適化するための施設が提供されています。施設内の研究用飼料工場では必要な飼料を供給し、必要な栄養分析を行うための研究室も備えています。

検証農場(全世界)

研究開発(R&D)チームは、世界各地に商業的な検証農場を展開し、研究サポートのネットワークを拡大しています。各施設は、科学的知識を現地の農場に実践的に適用し、管理された研究試験を実施するために設計されています。このアプローチにより、現場に即したソリューションが実践され、試験コストも削減され、効果的に各国のトラウニュートリションの事業をサポートすることができます。